2012 年に設立された佐々木研究室は、人間の病気、特に癌や代謝性疾患に対する GTP エネルギー代謝の役割を研究する科学者チームを代表しています。私たちは、腫瘍の増殖を促進する効果がある GTP センサーの存在 (Molecular Cell、2016)、および GTP センサーがどのように進化するかを発見しました (Structure、2022)。さらに、腫瘍を促進する GTP 代謝の再プログラミング (Nature Cell Biology, 2019) と細胞内の GTP 代謝の空間制御 (Biochem Biophys Res Commun. 2019) を発見しました。私たちは「GTP」という切り口で、GTP代謝の制御とGTPエネルギーセンサーの役割について研究を続けています。